12月 2016

近年のメンズエステ

世界では古代ローマ、エジプト時代、また日本では江戸時代など男性もかなり昔から除毛などの対策がとられていたのですが、その時代以降、ひげ以外に体毛の処理を行うといことはあまり意識されずにきました。

 

例えば近代になってからは、サッカー選手などのスポーツ選手が怪我をした場合に備えてすね毛などの処理をしていたという事、また水泳選手が水の抵抗を少しでもなくすために、全身の体毛について処理を行っているという事が挙げられますが、それ以外、男性はひげを整える、剃るくらいで首から下の体毛に関しては自然に任せていました。

 

顔に出来るニキビなどもエステできれいにしてもらうなどではなく、ニキビなどは女性が気にするもので、男子たるものそんな細かいことをいちいち気にすべきではないとされ、ニキビや吹き出物などをなんとかしようという事もなく、体毛同様に、美顔という事も意識しなかったようです。
しかし時代が変わり、肌も綺麗でムダ毛もあまりない男性を女性が好むようになり、本格的なメンズエステ時代が到来します。1986年には日本で最初のメンズエステが登場しましたが、男性がエステに行くという事が異質だったため、ほとんど定着しませんでした。

 

それからしばらくして、女性のエステの費用も格段に下がり、メンズエステもどんどん施設が多くなっていったのです。肌のお手入れもそうですが、メンズエステの人気の一つにマッサージも入ります。仕事で凝り固まった身体をアロマオイルで全身トリートメントしてもらえるので日々疲れの溜まったサラリーマンなどには人気があります。最近では、女性の目を気にせず入れるように、男性専用のメンズエステもあります。完全個室で対応してもらえるので、完全にリラックスできること間違いなしでしょう。このように、今やエステは女性だけのものではなく、男性にも必要不可欠と言えるでしょう。

日本のメンズエステの基礎

メンズエステという施設が登場したという事をいえば、当然近代、近年の事です。しかし、現代の男性が美容などのために目的意識をもって体の手入れをしていたという歴史を見ると、これもまた世界同様、非常に古くから意識されていたことがわかります。
 
平安時代は、女性が眉を抜いたり、額の形を整えるため、毛を抜くなどしていたことがわかっています。男性は江戸中期以降になり、ひげを含めた体毛が嫌悪されるようになっていき、当時の絵を見てもわかるように、眉を抜き薄くして、その当時の「今どきの顔」に近づけていたようです。
 
日本でも脱毛の場所は浴場で、男性限定で常備されていたという毛切石と呼ばれる軽石や、貝を擦り合わせるなどしてすね毛、わき毛、またデリケートラインの除毛まで行っていたといいますので、当時の男性はとても体毛に気を遣っていたという事がわかります。
 
褌でいることも多かった当時、女性からみて男性の体毛は不潔に見えたようで、体毛が濃い男性は非常に苦労したようです。こうしてみると世界と同じように、この古い時代から男性はムダ毛に気を遣い、現代の男性同様、処理を行っていたという事がわかります。メンズエステのような専門施設がなかったにしても、除毛する、体毛ケアを行う事は当時の男性にとって身だしなみの一つだったのかもしれません。