日本のメンズエステの基礎

メンズエステという施設が登場したという事をいえば、当然近代、近年の事です。しかし、現代の男性が美容などのために目的意識をもって体の手入れをしていたという歴史を見ると、これもまた世界同様、非常に古くから意識されていたことがわかります。
 
平安時代は、女性が眉を抜いたり、額の形を整えるため、毛を抜くなどしていたことがわかっています。男性は江戸中期以降になり、ひげを含めた体毛が嫌悪されるようになっていき、当時の絵を見てもわかるように、眉を抜き薄くして、その当時の「今どきの顔」に近づけていたようです。
 
日本でも脱毛の場所は浴場で、男性限定で常備されていたという毛切石と呼ばれる軽石や、貝を擦り合わせるなどしてすね毛、わき毛、またデリケートラインの除毛まで行っていたといいますので、当時の男性はとても体毛に気を遣っていたという事がわかります。
 
褌でいることも多かった当時、女性からみて男性の体毛は不潔に見えたようで、体毛が濃い男性は非常に苦労したようです。こうしてみると世界と同じように、この古い時代から男性はムダ毛に気を遣い、現代の男性同様、処理を行っていたという事がわかります。メンズエステのような専門施設がなかったにしても、除毛する、体毛ケアを行う事は当時の男性にとって身だしなみの一つだったのかもしれません。